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マイクロスコープとは、歯科治療用の顕微鏡です。
視野を肉眼の20倍ほどまで拡大することが可能で、歯科治療の精度向上に重要な機器になってきています。

デジタル機器を用いて製作した補綴装置(詰め物・被せ物)は50ミクロン単位で調整を行うことが可能です。
そのため歯を削る歯科医師も拡大視野で削る量や角度を調整しなければ精度の高い治療を行うことはできません。

デジタル機器の活用を進める当院だからこそ、各治療においてマイクロスコープを用いた精密治療を行っています。

マイクロスコープ精密治療

マイクロスコープとは?


マイクロスコープとは、歯科治療用の顕微鏡です。視野を肉眼の20倍ほどまで拡大することが可能で、歯科治療の精度向上に重要な機器になってきています。
従来の歯科治療では、肉眼で見えないところはレントゲン写真や経験を頼りにしていました。マイクロスコープを使用することで肉眼では見えない歯や歯の周辺の細部まで見ることができるようになるため、より精密な治療で治療の成成功率を上げることが期待できます。

肉眼とマイクロスコープの見え方の比較


肉眼とマイクロスコープで一万円札を見比べたときの視野の違いを示したものです。
肉眼ではただの線に見える部分も、マイクロスコープで拡大すると、
「NIPPONGINKO」という文字が細かく印刷されているのが確認できます。
このように、見えていないと思っていたものが実はしっかり存在していたという例からも、
精密な処置には“しっかり見える環境”が重要であることがわかります。

マイクロスコープを使うメリット

マイクロスコープは、根管治療(歯の神経の治療)や精密なむし歯治療、歯周病治療、補綴治療(セラミック治療)などで活用されている機器です。

メリット 1

精密な治療ができる
マイクロスコープを使うと患部を肉眼の4〜20倍に拡大して治療ができるので、より治療の精度を高めることができます。
肉眼では細部の確認が難しくて術者の勘や経験に頼っていた部分を肉眼で把握できるようになるのが最大のメリットです。

メリット 2

歯の寿命を伸ばすことができる
マイクロスコープを使うと、細部まで確認して正確な診断ができるようになります。
そのため、歯の状態によってはマイクロスコープを使うことで歯の神経や抜歯と診断された歯を残すことができるなど、歯の寿命を伸ばせる可能性が上がります。

メリット 3

治療の経過を確認・記録できる
マイクロスコープにはカメラが搭載されているため、治療経過をモニターで確認しながら治療を受けられます。
また、必要に応じて録画もできるので、術前・術中・術後の記録を歯科医師と患者様が一緒に見て治療による歯の変化を確認することもできます。

マイクロスコープ×セラミック治療

当院ではセラミック治療にマイクロスコープを用いています。
セラミック治療で用いるデジタル機器は50ミクロンの誤差も判断し、AIテクノロジーを活用して修正が可能です。
一方セラミックを被せる歯そのものの精度が高くなければどんなに良いセラミックを作ったとしても意味をなしません。
精度の高いセラミック治療にあった、精度の良い歯の状態をつくるためにはマイクロスコープを用いた治療が必要不可欠です。

マイクロスコープ精密治療一覧

セラミック治療

歯型を取るスキャナは50ミクロン以下で認識します。
スキャナに合わせて、精度を削る歯の精度も向上させるためにはマイクロスコープがかかせません

根管治療(歯の根の治療)

マイクロスコープを使用し「肉眼では見えないほど小さな根管(神経が通っている歯の中の管)も確認しながら行う根管治療です。
「精密根管治療」「マイクロエンド」とも呼ばれます。
マイクロスコープを利用し、根管内を直視して治療する精密根管治療は他院で抜歯と言われた歯でもできる限り残せる可能性があります。

むし歯治療・ダイレクトボンディング

むし歯治療では肉眼では確認できないほど小さなむし歯を発見したり、健全な歯質を最大限残したりするためにマイクロスコープが活用されています。
また、むし歯を削ったあとの歯の修復作業でもマイクロスコープを使うことで、天然の歯と詰め物・被せ物との境目を最小限に抑えることができます。

外科治療

歯肉移植のような外科治療を行う際も、マイクロスコープを用いることでより精密な処置ができるようになります。
外科治療で処置の精度が上げることで、患部の侵襲を最小限に抑えることができます。