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インプラント治療

インプラントの寿命はどのくらい?長持ちさせる方法と注意点

インプラントは失った歯を補う治療法として広く行われていますが「寿命はどのくらいなのか」「費用をかける価値はあるのか」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。
インプラントは、人工歯根を顎の骨に埋め込む治療で、ブリッジや入れ歯に比べて噛み心地や見た目が自然に近いと感じる場合があります。ただし、永久的に持つわけではなく、寿命には個人差があります。寿命を延ばすには日常のケアや定期的な検診が欠かせません。
今回は、インプラントの寿命の目安と、長持ちさせるための方法、注意点について解説します。

1. インプラントの寿命はどのくらい?

インプラントは、ブリッジや入れ歯に比べて長持ちする傾向がありますが、永久に使えるわけではありません。寿命には個人差があり、生活習慣やケアの有無によっても変わります。寿命を判断するための一般的な目安を知っておくことが大切です。

①平均的な寿命

インプラントの寿命は一概に何年というのは言いにくく、ケアや定期管理により20年以上使用できる場合もあります。ただし、治療効果には個人差があり、すべてのケースに当てはまるわけではありません。
堺市の歯医者 三国丘歯科クリニック 堺市インプラントオフィスではインプラント本体は10年保証、インプラント上部冠は5年保証をつけており、その期間中に何かトラブルが生じた場合は無料で修理を受けることができます。

②部位による違い

前歯は噛む力が分散されやすいため寿命が長い傾向がありますが、奥歯は強い力が加わるため負担が大きく、やや寿命が短くなることがあります。

③保証期間の目安

歯医者によって異なりますが、保証期間中であれば再治療や修理に対応してもらえる場合もあります。

このように、インプラントの寿命は一律ではありませんが、適切なケアと定期的な管理を続けることで、長期的に使える可能性が高い治療法といえます。

 

2. インプラントを長持ちさせるための毎日のお手入れと定期チェック

インプラントを長く使い続けるためには、毎日のセルフケアと定期的に歯医者でチェックを受けることが欠かせません。トラブルを予防するためにも、日常のケアを習慣にすることが大切です。

①ブラッシングの工夫

インプラントの周囲には汚れがたまりやすいため、歯ぐきとの境目を意識して丁寧に磨く必要があります。電動歯ブラシや専用の歯ブラシを使うと、より清掃効果が高まる可能性があります。

②歯間清掃を取り入れる

歯間ブラシやデンタルフロスを併用することで、歯と歯の間にたまる汚れを効果的に除去できます。特に、インプラント周囲炎の予防に有効です。

③定期的なチェック

3〜6か月ごとに歯医者で検診を受けて、インプラントの状態や噛み合わせを確認してもらいましょう。異常が早期に見つかることで、インプラントを長く使い続けられる可能性が高まります。

④専門的なクリーニング

自宅では落としきれない歯石やバイオフィルムは、歯医者で専用の機器を使って除去してもらうと清潔を保ちやすくなります。

⑤生活習慣の改善

喫煙は、インプラント周囲の血流を悪化させるため、禁煙が推奨されます。歯ぎしりのある方は、ナイトガードを使って負担を軽減するのも一つの方法です。

このように毎日のセルフケアに加えて、歯医者での定期管理を継続することが、インプラントを長持ちさせるうえでの基本となります。

 

3. インプラントの寿命を左右する要因と注意すべき点

インプラントは人工物であるため、むし歯にはなりませんが、周囲の歯ぐきや骨の状態には影響を受けます。寿命を縮める要因を把握しておくことで、トラブルを予防しやすくなります。

①インプラント周囲炎のリスク

インプラントの周囲に炎症が起きる「インプラント周囲炎」は、歯周病に似た症状を引き起こします。清掃が不十分だと細菌が増え、骨が吸収されることで脱落につながることもあります。

②噛み合わせの不具合

噛む力が偏って一部に集中すると、インプラントに過剰な力がかかり破損やゆるみの原因になります。定期的なチェックを行い、不具合があれば、歯医者で噛み合わせの調整が必要です。

③生活習慣の影響

喫煙は血流を悪化させ、治癒力を低下させるため、インプラントとの結合を妨げやすくなります。歯ぎしりや食いしばりも寿命を縮める要因となるため、ナイトガードなどの対策が有効です。

④全身の健康状態

糖尿病や骨粗しょう症などの全身疾患は、骨の代謝や治癒に影響を与えます。持病がある場合は、治療前に医師と相談することが大切です。

⑤定期検診の欠如

検診を受けないままでいると、小さな異常に気づけず、問題が悪化する恐れがあります。自分で判断するのではなく、プロに診てもらいましょう。

このように、インプラントの寿命は多くの要因に左右されます。治療後も日常の管理を続けることが、長く使い続けるために重要です。

 

4. 堺市の歯医者 三国丘歯科クリニック 堺市インプラントオフィスのインプラント治療

堺市の歯医者 三国丘歯科クリニック 堺市インプラントオフィスのインプラント治療は、傷口を最小限に抑えながら短時間で適切な位置にインプラント体を入れるために、また、血管や神経などの位置を確認しながら手術を行うために、「XガイドⅡ 3Dナビゲーションシステム」を導入しています。

三国丘歯科クリニック 堺市インプラントオフィスではインプラント治療に注力し、以下4つのインプラント治療が可能です。

①抜歯即時埋入

歯を抜いた直後にインプラント手術をする方法です。歯や歯ぐき、あごの骨の状態などが良好な場合に適応することができ、歯のない期間を短くすることで歯肉や顎の骨の吸収を防ぎます。

②フラップレス埋入

歯肉の切開(フラップ)を行わないインプラント手術です。歯科用CTなど専門の機器や技術が求められ、対応できる歯科医院が限られたインプラント治療法です。

③インプラント即時荷重

手術当日から噛めるようにするため、インプラント体を埋入する手術と同時に仮歯を入れるインプラント手術です。

④フルインプラント

すでに上顎または下顎に歯がない患者さんに適用されるインプラント治療です。
4~8本のインプラントを埋入し、そのインプラントを支えとして12~14本のセラミックの歯を再建します。

インプラントの上に装着する人工の歯はセラミックの中でも強度が高く、汚れが付着しにくいとされるジルコニアを取り扱っています。
歯の形を決めるために行う口の中の型取りは、短時間で不快感が少なくなるよう、従来のゴム状の素材を口に入れる方法ではなく、口腔内スキャナーを使用したデジタルシステムを活用しています。

歯を失った場合の治療法には「ブリッジ」「入れ歯」もあります。ただし、周りの歯への影響を考え、一生涯快適な食生活を送るために、「インプラント」は最も良い選択肢と三国丘歯科クリニックは考えています。
保険適用外の治療ではありますが、堺市の歯医者 三国丘歯科クリニック 堺市インプラントオフィスは「長い目でみて後悔のない治療」をコンセプトに、使用する歯科材料にこだわり、国内外の技術を応用した低侵襲で長持ちするインプラント治療で費用以上の価値をご提供できるよう努めています。

▼インプラント治療の詳細はこちら

インプラント

 

まとめ

インプラントは、正しく使えば10〜15年以上、場合によってはさらに長く使用できるケースもあります。しかし、インプラントの寿命は日々のケアや生活習慣によって左右されます。インプラントの寿命を保つには、日常のケアと定期的な歯医者での診察やクリーニングが欠かせません。また、ケアだけでなく、喫煙や歯ぎしりといったリスク要因になり得るので注意が必要です。インプラントを長く使うためには、術後の管理こそが重要になります。
堺市周辺でインプラントに関してご相談されたい方は、三国丘歯科クリニック 堺市インプラントオフィスまでお問い合わせください。

 

監修:理事長/院長 山本 英樹

経歴:
大阪府立 三国丘高校 卒業
大阪大学 歯学部 卒業
平成17年 大阪府下 インプラントセンター勤務
平成22年 三国丘歯科クリニック 開設
平成26年 医療法人英歯会 理事長就任
令和 6年 MID-G役員就任

その他受賞歴:
MID-Gマニュアルコース MVP
日本臨床歯科CADCAM学会 最優秀会員発表アワード
日本臨床歯科CADCAM学会認定医